鹿児島 24時間 社会医療法人 愛仁会 植村病院

愛仁会植村病院 愛仁会植村病院

■ OPCAGB−人工心肺を使わない冠動脈バイパス術

最近冠動脈バイパス術はオフ・ポンプ・バイパス術と呼ばれる方法が注目されています。従来の狭心症の手術は人工心肺と言う一時的に心臓と肺の代わりをする器械を使っていました。 そして心臓をとめ冠動脈の動脈硬化によって狭くなった場所の先にバイパスをつけていました。しかし人工心肺を使うと全身的な影響が大きく、特に脳にいく血流が少なくなることによる障害や、少数ですが術後脳梗塞がおこることがさけられませんでした。 最近開発されたスタビライザーと呼ばれる機具を使えばバイパス術を行う部分だけ心臓を静止させることができるようになったのです。そして人工心肺を使った時と同じように安定した状態で直系1〜2mmの血管をつなぎ合わせることができます。最初は1〜2ケ所でしたが最近では7箇所のバイパスを行うと言ったことも可能になってきています。

 

植村病院でも13年3月からこの方法に取り組んでいます。患者さんは手術がすむとすぐに麻酔から醒め翌日から食事ができるようになります。まだ十分経験を積んだと言うわけではありませんが今までの成績は良好なので今後と続けていきたいと思っています。

*
愛仁会植村病院

〒890-0008鹿児島市伊敷2丁目1番2号
TEL099-220-1730 FAX099-228-9740
HP:https://uemura-hospi.site.kagoshima.jp/
Mail:uemura-hospi@po4.synapse.ne.jp

Copyright(C)Uemura hospital All Rights Reserved.